東急不動産(株)と東急コミュニティーは31日、横浜市が施行する「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業」において、横浜市に代わり、再開発ビルの建設や保留床を取得し運営する特定建築者として、神奈川県知事の承認を受けたと発表した。
「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業」は、JR東海道線・横須賀線「戸塚」駅前の商業地域約4.3haに、共同ビル棟のほか、個別ビル12棟(約1万200平方メートル)、公益施設ビル棟(約3万5,100平方メートル)を建築する計画。
このうち両社は共同ビル棟の建設および共同ビル棟の一部を取得し運営する。
共同ビル棟は地上7階地下2階、敷地面積1万1,200平方メートル、延床面積7万600平方メートルの建物。かつて宿場町として栄えた「戸塚」駅周辺の賑わいを取り戻す「賑わい再生プロジェクト」をコンセプトに、複合商業施設を計画。駅利用客・足元証券をターゲットにすることで、沿線周辺の広域型ショッピングセンターとの棲み分けを図る。
なお、同商業施設は2007年10月に着工し、2010年4月に開業する予定。