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製販一体体制でさらなる発展を/藤和不動産が創立50周年

挨拶に立つ杉浦重厚代表取締役社長

 藤和不動産(株)は6月1日、創立50周年を迎えた。これを記念した記者懇親会が4日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で開催された。

 同社は創業以来、用地取得から商品企画、販売、管理に至るまで一貫体制を採る「製販一体型」のマンションディベロッパーとして、累計9万2,266戸のマンションを供給(2007年3月末現在)してきた。バブル崩壊後は、多額の有利子負債を抱え苦しんだが、主力のマンション事業を軸に体質改善を図り、07年3月期決算で売上高1,438億900万円、営業利益183億4,300万円、経常利益161億6,100万円、純利益118億8,500万円と、経常利益については過去最高益を更新。復配も予定されている。

 また、50周年を機に、新マンションブランド「BELISTA(ベリスタ)」を立ち上げ、単独供給マンションブランドを統一するなど、同社の特色をより強化するための活動を進めていく。

 冒頭の挨拶で、同社代表取締役社長の杉浦重厚氏は「当社はこれまで、アフターサービスまで含めた製販一体のマンションづくりを行なってきた。50周年という節目を迎えて、もう一度マンション、住宅事業というものを考え『藤和らしいものを供給したい』という思いから、ブランド名をBELISTAに統一することにした。今後も、これまで培ってきた集合住宅のノウハウを集結し、さらなる発展をしていきたい」などと語った。


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