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JR「飯田橋」駅徒歩2分に、38階建てタワーマンション/野村不動産

「プラウドタワー千代田富士見」完成予想図
モデルルームの様子

 野村不動産(株)は5日、タワーマンション「プラウドタワー千代田富士見」(東京都千代田区富士見、総戸数414戸)モデルルームのプレス向け内覧会を開催した。

 同物件は、富士見二丁目北部地区第一種市街地再開発事業地内に建設しているもので、同社は、1997年に事業協力者に選定。63組の地元地権者とともに、約10年にわたり事業を推進してきた。

 建物は、地上38階地下2階建て、敷地面積7,812.45平方メートル。JR総武・中央線、東京メトロ有楽町・東西・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅より徒歩2~3分圏内と、交通アクセスに優れている。住居棟の他にも、事務所棟、店舗棟を設け、それぞれ機能を分けており、店舗棟には、飲食店やスーパーをはじめ、地権者の営業する店舗が入居する予定。

 リビングダイニングの天井高は、約2.6m~3.0mを確保。将来のリフォームに対応できるよう、スケルトン・インフィル工法を採用した。共用施設には、ゲストルームやパーティルームをはじめ、書斎やオフィスとしての機能を備えたくつろぎスペースを設ける。また、時代の継承として、従来よりあった石垣を生かし、エントランスの門柱にしている。

 同社常務取締役の金畑長喜氏は会見で「『住み、働きつづけられる街づくり』をコンセプトに、住宅、オフィス、店舗の複合開発を行なった。都心駅前立地としての機能を備え、非常にバランスが取れた建物となった。他地区でも、JR『市川』駅南口やJR『武蔵浦和』駅、JR『武蔵小金井』駅などで同様の再開発事業に参画している。今後も積極的に再開発事業に取り組んでいきたい」などと話した。

 これまでに1万組を超える反響があり、モデルルーム事前内覧には、2,000組が来場。千代田区在住者の企業オーナーや医師などが多く、世帯年収の平均は3,000万円超、最多では1,000万~2,000万円となっている。
 専有面積は45.06平方メートル~150.43平方メートル、予定最多価格帯は8,000万円台。販売は7月中旬からで、竣工は2009年2月下旬、入居開始は2009年4月下旬の予定。


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