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国交省、「建設工事受注動態統計調査報告」(平成19年4月分)を発表

 国土交通省は11日、平成19年4月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 平成19年4月分の建設工事受注高は3兆5,085億円(前年同月比5.4%増)で14ヵ月ぶりの増加となった。うち元請受注高は2兆 3,305億円(同8.0%増)で先月の減少から再び増加。下請受注高は、1兆1,780億円(同0.5%増)と2ヵ月連続の増加。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は3,717 億円(同▲3.3%)。民間などからの受注高は1兆9,588億円(同10.5%増)となり、4月としては平成12年度の調査開始以来最高値となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は3,222億円(同▲6.3%)。うち、「国の機関」からは1,726億円(同1.0%増)、「地方の機関」からは1,496億円(同▲13.6%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は5,256億円(同10.5%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,546億円(同21.7%増)となった。


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