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5月の首都圏売物件、中古M成約数2ヵ月連続減/アットホーム調べ

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社のネットワークにおける首都圏2007年5月期の「売物件」について、物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが2,102件(前年同月比10.7%増)となり、前年同月比は2ヵ月連続のプラス。新築戸建も、同23.7%増の1万2,225件で同2ヵ月連続のプラスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり34.11万円(同9.5%上昇)で同8ヵ月連続のプラス、1戸当たりは2,107万円(同12.2%上昇)で同6ヵ月連続のプラス。
 新築戸建の1戸当たり登録価格は、前年同月比8ヵ月連続プラスとなる3,671万円、中古戸建は同7ヵ月連続のプラスで3,344万円となった。
 居住用土地は登録価格1平方メートル当たり26.88万円(同22.4%上昇)で、同4ヵ月連続のプラス。

 首都圏の物件成約数は、中古マンションが589件(▲5.3%)で前年同月比2ヵ月連続減となった。新築戸建は1,942件(同▲11.8%)、中古戸建は390件(同▲11.2%)で、ともに前年同月比14ヵ月連続のマイナスであった。

 成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり33.59万円(同5.3%上昇)で同6ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,025万円(同4.2%上昇)で3ヵ月連続で2,000万円を超え、同5ヵ月連続のプラスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,687万円(同4.1%上昇)で同11ヵ月連続のプラス。中古戸建も2,866万円(同4.2%上昇)で先月のマイナスから再びプラスとなった。


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