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ヤフーと業務提携。「不動産カテゴリ」内に物件出品/ベストレード

「ピタットオークション」サイトトップページ。自社サイトでは、オークションのしくみについてなどの詳細を紹介。物件をクリックすると「Yahoo!オークション」にリンクされている

 ピタットハウスネットワーク(株)の関連会社である(株)ベストレード(東京都中央区、代表取締役:寺本高廣氏)は、ポータルサイト「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフー(株)と業務提携を結び、2日から Yahoo!オークション「不動産カテゴリ」の出品物件が、ベストレードの運営する「ピタットオークション」から出品される物件のみに集約されると発表した。

 「ピタットオークション」は、実需要不動産を取り扱う個人向け「マイホームオークション」(スターツグループ内にて1998年に業界で初めてスタート)と、投資用不動産に特化した「インベスターズオークション」を統合したもの。
 オークション事業を拡大するため、専門会社として2007年4月に設立したベストレードが引き続き運営する。出品者の規制は特に設けず、入会金10万円、会費3万8,000円/月(年払いあり)、システム利用料として0.5%を支払う仕組み。
 今回は、Yahoo!オークション「不動産カテゴリ」を、同オークションの物件のみに集約することで、「広範囲からの集客」「加盟店の拡大」「出品・落札物件の件数アップ」を図り、不動産取引における公正性・透明性を追求し、不動産市場の活性化をめざす。

 マイホームオークション立ち上げの第一人者であり、ピタットハウスネットワーク・専務取締役の高橋誠司氏は、「地域密着で活躍しているピタットハウス加盟店舗と連携し、認知度アップを図っていきたい。出店目標は、今年度中に加盟店数約300店、出品数2,500以上をめざす」と今後の方針を述べた。


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