住宅金融支援機構は9日、平成18年度フラット35利用者アンケート調査(1~3月調査)の結果を発表した。
2006年11月~2007年1月にフラット35の融資を実行した人を対象に、郵送によりアンケート調査を実施(2007年1月~3月)。有効回答数は、2,398件。
これによると、フラット35を利用した理由は、「長期固定金利で返済額確定」が88.4%、「住宅事業者・販売事業者の勧め」30.3%、「金利が低い」26.9%、「住宅の質に対する安心感」24.5%となった。
また、フラット35に対する総合的な満足度は、5段階評価で平均3.44と比較的高い結果となった。金利については若干不満がみられるものの、融資額等の項目で評価を上げている。
その他、フラット35の情報源については、情報取得先は、「住宅事業者・販売事業者」が43.0%、「インターネット」33.3%、「住宅情報誌」28.7%と、住宅事業者・販売事業者の影響が大きいことが分かった。
フラット35と民間住宅ローンの併用については、併用の理由として「フラット35だけでは資金不足」18.5%、「固定金利と変動短期固定金利を組合せ」17.4%、「住宅事業者・販売事業者の勧め」8.2%などを挙げている。