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営業所の統廃合効果等により増収増益/イヌイ建物07年11月期中間決算

 イヌイ建物(株)は9日、2007年11月期中間決算を発表した。

 当期(2006年12月1日~2007年5月31日)の連結売上高は75億8,600万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は14億4,300万円(同2.9%増)、経常利益は14億900万円(同17.8%増)、純利益は7億2,500万円(同23.1%増)となった。

 セグメント別にみると、不動産事業は、オフィスビルの賃料改定による増収があったものの、マンションリニューアルの積極策による稼動住戸の減少もあり、営業収益は24億5,000万円、前中間期比で若干の減収となった。営業利益は減価償却費の減少もあり14億4,900万円で同3.1%の増益となった。
 物流事業は、倉庫、引越しの両部門において収益は横ばいであり、営業収益は33億5,000万円で同1.4%の減収、営業利益については前期に行なった倉庫営業所の統廃合の効果もあり2億4,400万円で同17.4%の増益となった。

 2007年11月期(2006年12月1日~2007年11月30日)の連結業績については、売上高150億円(前年同期比4.3%増)、営業利益26億円(同4.6%増)、経常利益26億円(同16.3%増)、純利益14億円(同20.3%増)を予想している。


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