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コストコ日本6号店オープン/ラサール インベストメント

 ラサール インベストメント マネージメント インクは12日、国際的な会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」(以下、コストコ)が、同社が川崎に開発した商業物流複合施設「コストコ川崎倉庫店」(川崎市川崎区)に入居し、7月12日から日本における6号店として営業を開始すると発表した。

 同プロジェクトは、ラサールファンドが出資する特別目的会社が、都市再生機構が所有する川崎市の千代田プロテック跡地を、2005年3月に競争入札で落札し、開発を進めてきたもの。
 6万4,194.26平方メートルの敷地面積を有し、コストコが入居する商業施設と、複数のテナントが入居可能な物流施設からなる。
 産業道路に面し、主要なポートへのアクセスもよく、物流拠点としても最適の立地。東京都心部、横浜市、川崎市を中心とした広域商業圏を擁している。

 また、コストコの倉庫店舗のオープンに続き、物流施設の竣工は2008年1月末を予定。
 「コストコ川崎倉庫店」は、マルチテナント向けで、地震時の損害を軽減し保管財産を守る免震構造、天候に左右されないオペレーションが可能な全天候型倉庫、全階層自走式で40フィートコンテナ対応、24時間操業などの特色を持っている。

 同社CEOの中嶋康雄氏は、「当社初の商業物流の複合施設で、ラサールの高い開発マネジメントを示すもの。今後も資本市場と産業をつなぐトータルな物流ソリューションを提供していく」などと述べている。


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