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環境配慮型マンション「D’グランフォート レイクタウン」販売開始/大和ハウス工業

「D’グランフォート レイクタウン」完成予想図

 大和ハウス工業(株)は、(独)都市再生機構(UR都市機構)が施工している土地区画整理事業「越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市)において、大栄不動産(株)と共同事業で開発している第一号の分譲マンション「D’グランフォート レイクタウン」の販売を14日より開始すると発表した。

 同物件は鉄筋コンクリート造、I工区(地下1階地上8階建て)、II工区(地上8階建て)、III工区(総地下1階地上8階建て)から成る、総戸数500戸のマンション。敷地面積2万689.61平方メートル、延床面積5万5,531.22平方メートル。07年度末開業予定のJR武蔵野線新駅「越谷レイクタウン」駅から徒歩2分。広大な湖を一望できる「見田方遺跡公園」や日本最大級の敷地面積を誇るイオン(株)のショッピングモールが近接するなど、豊かな自然環境と利便性に富むニュータウンに建設される。

 同社は、より良い環境の創造には「地域・個人レベルでの環境の取組みが大切である」という認識に立ち、同物件では日本最大規模の太陽利用システムを採用。街区内の集中音源プラントから全住戸に太陽熱で暖めた温水を循環供給し、給湯・床暖房として利用する「街区住棟セントラルヒーティングシステム」を日本で初めて導入する。また、断熱材は従来よりも約10mm厚みのある断熱発砲ウレタンを使用。優れた断熱効果を発揮し、冷暖房負荷を軽減させる。
 同物件は06年11月、環境省により06年度「街区まるごとCO2 20%削減事業」第一号として採択され、環境省の支援を受けることとなった。街区ではCO2排出量を20%以上削減するなど環境に配慮した設備が充実している。

 幅広い世代のニーズに応えるため、2LDK~4LDK、専有面積68.57平方メートル~101.11平方メートル、全37タイプ・87バリエーションの多彩なプランを用意。販売価格は3,150万円~6,530万円。入居はI工区が08年3月末日、II工区が08年5月末日、III工区が09年5月末日の予定。


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