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07年上半期の近畿圏マンション、初月契約率70%割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は17日、2007年6月度および07年上半期(1~6月度)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 近畿圏マンションの07年上半期の新規販売戸数は1万5,096戸(前年同期比5.5%増)だった。地域別では、大阪市3,103戸(同▲28.4%)、大阪府下5,504戸(同38.1%増)、神戸市1,925戸(同47.1%増)、兵庫県下2,074戸(同▲3.0%)、京都市1,024戸(同102.0%増)、京都府下309戸(同▲18.0%)、滋賀県695戸(同▲19.9%)、奈良県433戸(同▲36.8%)、和歌山県29戸(同▲73.9%)。

 初月契約率は、平均で67.5%(同5.2ポイントダウン)と70%を割った。1戸当たりの平均価格は3,375万円(同1.6%アップ)、1平方メートル当たりの単価は45.5万円(同4.4%アップ)となった。上半期の即日完売戸数は2,195戸(発売戸数の14.5%)。なお、下半期の発売見込みは、約1万8,000戸としている。
  
 一方、6月の新規販売戸数は2,768戸(前年同期比2.7%増)。1戸当たりの平均価格は3,498万円(同5.7%アップ)、1平方メートル当たりの単価は47.4万円(同10.0%アップ)となった。月間契約率は70.8%(同▲9.7ポイント)、6月末現在の継続販売在庫数は5,277戸(前月比▲4戸)、即日完売物件は16物件・459戸だった。

 なお、7月の販売戸数は3,400戸前後となる見込み。


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