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「ソフト面」の管理を充実、専有部分にまでサービス拡大を/高住管理協、黒住新理事長が抱負

「区分所有管理士が『新管理者管理方式』について業務監査の役割を担うことなどを検討している」語る黒住新理事長

 (社)高層住宅管理業協会は17日記者懇親会を開き、7月1日付けで就任した新理事長・黒住昌昭氏が協会運営方針などにつき、抱負を述べた。

 懇親会の席上、黒住新理事長は「今までは建物などハード面の管理が中心だったが、これからは住まい方などソフト面の管理も行なっていく。また、共用部分の適正な維持管理だけでなく、真の顧客ニーズに基づいて専有部分までもサービスを広げていきたい。協会では、マンションは地域社会の良好な住環境の形成には不可欠と考えているため、地域密着型の管理を進めていきたい」などと今後の展望を語った。

 また、注目を集めている「新管理者管理」については、「各所で物議を醸しているようだが、これはあくまでマンション管理の一つのメニューとして、協会が提唱しているもの。同方式の危険も心得ているので、厳しい基準や規制を設けるなどしていく方針だ」と述べた。


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