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「SEAネットワーク」全国大会を開催/スターツ

「自社ブランドを生かしながら展開していきたい」と語る、井口CEO補佐兼理事長
終始熱心に耳を傾ける参加会員

 スターツグループが各地の不動産会社と提携、相互発展をめざして展開するネットワーク「SEAネットワーク」の全国大会が19日、コンファレンススクエア エムプラス(東京都千代田区)で開催された。

 SEAネットワークとは、(株)スターツ総合研究所が主体となり「社会への貢献」という価値観、「ホスピタリティー重視」という経営ポリシーを共有できる企業のネットワーク。企業の枠組みや地域を超えて、総合的なサービスを提供して行くことをめざしている。7月1日時点での会員社数は、123社・336店舗。取引オーナー数は約2万人、管理戸数は22万戸。

 大会の冒頭、井口一弘(株)スターツ総合研究所理事長は、「『共存共栄』『共働』という基本理念の基、活動の質と量のレベル、費用対効果を引き上げ、さらなる相互に企業成長していく関係を構築したい」と挨拶。
 続いて篠崎充央SEAネットワーク事務局長が2007年度の注力ポイントを発表。(1)「共同営業」のさらなる推進、(2)「ノウハウの共有・研究そして高度化」、(3)ネットワーク効果・スケールメリット確立による会員各社の『コスト削減』施策の実施、と定義。営業対象者(個人オーナー、一般企業・法人、REIT・ファンド会社)別の営業スキームの強化、関心の高いIT研究会の開催やグループ・会員全体での商材の共同購入によるコストダウンなどを展開していく。

 当日の参加者数は、加盟店経営者を中心に、71社・82名。大会終了後には、会員間の懇親を目的としたパーティも開催された。


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