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5月の首都圏マンション、新興エリアが市場を活性化/マーキュリー

 (株)マーキュリーは23日、2007年5月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 5月の首都圏マンション供給戸数は5,669戸で前年同月比▲23%。しかし平均坪単価は6ヵ月連続で前年同月比を上回った。中でも東京23区は2ヵ月連続で300万円以上となった。

 駅別供給戸数を見ると、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅(供給戸数333戸、平均単価166万6,000円)、JR「東鷺宮」駅(同263戸、同113万4,000円)、JR「藤沢」駅(同146戸、同175万5,000円)と新興住宅地がランクイン。1位の「柏の葉キャンパス」では「パークシティ柏の葉キャンパス一番街(総戸数977戸)」が第1期303戸を発売し、即日完売した。同物件は産・官・学・民が連携した「柏の葉キャンパスシティ構想」のプロジェクトの一環として注目を浴びている。今後も、つくばEX線沿線では大規模開発が控えており、販売価格は激化すると予測される。


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