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工事件数は減少したものの、平均実施額が増加/国交省「増改築・改装等調査結果(平成17年分)」

 国土交通省は23日、平成17年分の「増改築・改装等調査結果」を発表した。

 これによると、平成17年の全建築物における工事件数は、27万7,499件(前年比▲12.6%)。1件当たりの平均工事実施額は540万円となり、前年の381万円を上回った。

 住宅の工事件数は、25万3,127件(同▲15.7%)。工事内容別では改装等が76%、構造別では木造が81%を占めた。1件当たりの平均工事実施額は327万円(前年265万円)。

 非住宅の工事件数は、2万4,372件(同43.6%増)と大幅に増加した。工事内容別では「内装の模様替え工事」、「屋根・外壁等の塗り替え工事」、「間取りの変更工事」、「窓・扉等の取り替え工事」が大半を占めている。1件当たりの平均工事実施額は2,756万円(前年2,432万円)であった。


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