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エコライフをテーマに主力事業に取り組み、増収減益/パナホーム08年3月期第1四半期決算

 パナホーム(株)は23日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~07年6月30日)の連結売上高は、511億3,400万円(前年同期比5.4%増)、営業利益▲46億1,800万円、経常利益▲47億4,600万円、当期純利益▲31億4,800万円。

 同グループは、エコライフ住宅を提唱し、安全・安心、健康・快適、創エネ・省エネをテーマに主力の住宅事業、資産活用事業、リフォーム事業に取り組んできた。
 住宅事業については、光触媒の優れた防汚効果による白い外観やオール電化仕様により、長寿命でライフサイクルコストを低減する「ソラーナ ビアンカ」を発売。また、資産活用事業においては、賃貸住宅としては住宅業界初となる、オール電化と光触媒のタイル外壁を標準採用した「エルメゾン ネクスト」を発売した。
 営業戦略面においては、オール電化やエコライフ住宅のメリットが体感できる施設として、関西地区で宿泊体験型オール電化モデルハウス「EL・PanaHome夙川」(兵庫県西宮市)を7月28日にオープンする。
 当期の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失47億円6,900万円となり、棚卸資産の増加143億4,200万円などにより187億2,400万円の減少となった。

 なお、通期の連結売上高は3,030億円(前期比2.1%増)、営業利益は95億円(同13.6%増)、経常利益は100億円(同6.2%増)、純利益は55億円(5.0%増)を見込んでいる。


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