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飯田橋の超高層マンション、全306戸を即日完売/野村不動産

「プラウドタワー千代田富士見」完成予想図

 野村不動産(株)は24日、JR「飯田橋」駅前の超高層マンション「プラウドタワー千代田富士見」(東京都千代田区)の販売全住戸306戸を一括販売し、即日完売したことを明らかにした。千代田区内において300戸以上の住戸を一斉販売し、即日完売したのは同マンションが初めて。

 同物件は、JR「飯田橋」駅から徒歩2分、複合再開発プロジェクト「飯田橋プラーノ(富士見二丁目北部地区第一種市街地再開発事業)」内に建設される、地上38階建て、総戸数414戸の超高層マンション。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積45平方メートル~150平方メートル。販売価格は、6,170万円~3億4,500万円、最多価格帯は8,600万円台だった。地権者住戸などを除いた総販売戸数は306戸。

 2007年4月のモデルルームオープン以来、登録締め切りまでに5,400組が来場。総登録件数は899件で、平均倍率は2.9倍。最高倍率は23倍だった。購入申し込み者の属性は、40歳代が全体の約30%。次いで50歳代が24%、30歳代が22%だった。現住所は、千代田区を中心に都内が8割。職業は、会社員・会社役員、会社オーナー、医師と続いた。平均世帯数は2.5人。また、1LDKタイプについては、セカンドハウスとしての購入ニーズがみられた。

 同社は、同マンションの即完要因として、(1)商業施設を身近に配し、大規模複合再開発エリアに誕生するという将来性、(2)マンション供給の少ない千代田区でのタワーマンションという希少性、(3)飯田橋駅最寄りで、学校や病院も近いという利便性、(4)スケルトン・インフィル採用による優れた住空間設計、などを挙げている。


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