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日本不動産研究所と研究交流に関する協定書締結/明海大学

 明海大学不動産学部(千葉県浦安市、学部長:小泉允圀氏)は、不動産に関する研究および社会への情報発信を目的に、(財)日本不動産研究所と研究交流に関する協定書を締結すると発表した。

 不動産に関する研究および社会への情報発信は、同学部と日本不動産研究所双方の願望であり、社会的要請でもあるという見地から、理論的分析、実証的分析における双方の長所を十分に生かすことを目的として、共同して研究活動を行なうことに合意したもの。

 双方の研究スタッフを構成員とする不動産共同研究会(仮称)を発足し、年間1、2本の共同研究を行なう予定。テーマはその都度社会的要請を考慮しながら協議し決めていく。初年度のテーマは、住宅市場の効率性に焦点をあて、「市場のあり方」について国際比較を行ないながら検討していく方針。

 明海大学不動産学部長の小泉允圀氏は「不動産に関する研究および社会への情報発信は、当大学の重要な役割と考えている。不動産学部不動産研究センターの設立や、今回の研究協定は、それを実現させるもの」とコメントを発表している。

 なお、調印式は30日(月)に明海大学にて執り行なう予定。


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