(株)リロ・ホールディングは26日、2007年3月期第1四半期連結決算を発表した。
当期(2007年4月1日~07年6月30日)連結業績の営業収益は192億1,000万円(対前期16.0%増)、営業利益は9億200万円(同23.9%増)、経常利益は9億1,000万円(同26.0%増)、純利益は4億6,500万円(同52.4%増)となった。
リロケーション事業は、北米における不動産仲介案件が低調であったものの、国内においては、借上社宅管理業務のアウトソーシング「リアイアンス」に加えて、転勤留守宅管理「リロケーションサービス」の管理戸数も増加したことなどから、営業収益161億5,600万円(前年同期比15.8%増)、営業利益4億3,100万円(同12.7%増)となった。
福利厚生代行サービス事業は、福利厚生倶楽部会員数の増加により、営業収益が伸びたことに加え、「福利厚生倶楽部」事業および「クラブオフ」事業における業務の一部統合により業務効率が改善し、営業収益19億7,200万円(同2.3%増)、営業利益4億9,900万円(同33.9%増)となった。
リゾート事業は、会員オーナーの利用範囲が拡大していることなどから、1人当たりの購入金額も上昇し、営業収益8億900万年(前年同期比67.8%増)、営業利益2億5,000万円(同70.3%増)と大きく伸張した。
なお通期(07年4月1日~08年3月31日)は、連結売上高780億円(13.0%増)、営業利益39億5,000万円(19.6%増)、経常利益40億円(16.2%増)、純利益21億円(19.6%増)を見込んでいる。