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建物引渡しが大きく変動し、増収減益/三井ホーム08年3月期第1四半期決算

 三井ホーム(株)は30日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~2007年6月30日)の連結業績の売上高は361億5,200万円(前年同期比14.3%増)、営業利益▲61億3,700万円、経常利益▲61億6,500万円、当期純利益▲39億4,700万円。

 同社グループは、設計・施工品質のいっそうの向上に努めるとともに、新規モデルハウスの出展、販売用宅地の取得と販売の強化に取り組んだ。また、家づくり総合イベント「住まいと暮らしのEXPO」の開催など、営業情報の拡大と獲得に向けた諸施策に積極的に取り組み、売上高は前年同期比14.3%増となった。
 しかし、主力事業である建設請負事業における建物の完成引渡しが大きく変動し、当期割合が通期売上に対し著しく低いため、経常利益▲61億6,500万円、当期純利益▲39億4,700万円となった。

 なお、通期(2007年4月1日~2008年3月31日)の業績については、連結売上高は2,530億円(同3.8%増)、営業利益60億円(同24.9%増)、経常利益61億円(同23.8%増)、当期純利益32億円(同13.7%増)を見込んでいる。


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