平和不動産(株)は31日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2008年4月1日~2008年6月30日)の連結業績の売上高は68億8,000万円(前年同期比35.9%増)、営業利益30億3,300万円(同57.5%増)、経常利益27億3,600万円(同65.9%増)、当期純利益15億5,600万円(同60.1%増)となった。
ビル賃貸事業部門においては「アンダーツリー梅田第一ビル」などの通期稼働が寄与し、営業収益42億5,400万円(前年同期比2.3%増)を計上。住宅事業部門においては、マンションの売り上げの大半を当期に予定していることから、営業収益6億2,600万円(同109.7%増)を計上した。
資産開発・証券化事業部門においては、「サマセット麻布イースト」売却による収益の計上などがあり、14億5,400万円(同838.3%増)。その他の事業部門においては、建物設備保守管理および請負工事事業部門の受注拡大、事業用不動産の仲介に注力し、営業収益は5億4,400万円(21.1%増)となった。
なお、通期(07年4月1日~08年3月31日)の業績見通しについては、売上高409億円(同28.3%増)、営業利益98億円(同2.4%増)、経常利益82億円(同0.5%増)、当期純利益42億円(同▲6.9%)を見込んでいる。