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新たに122棟の耐震強度不足が発覚/アーネストワン

 (株)アーネストワンはこのほど、自社販売物件についての耐震強度の再々調査結果を発表した。

 同社は、2006年9月27日付け、07年1月19日付けの2度にわたり、自社販売物件の耐震強度調査結果を発表してきたが、07年1月19日時点で補修の必要がないと判断した引渡し済み物件と、同年4月30日までの設計完了物件の設計図書につき、再度自主調査を行なったもの。

 その結果、対象となる木造2階建て戸建分譲住宅1万6,419棟のうち、建築基準法上の耐震強度基準に満たない物件が新たに122棟見つかり、全417棟となった。このうち、補修作業が完了しているものは381棟、補修日程が確定しているものが10棟、補修日程調整中のものが26棟となっている。

 同社は再発防止策として、設計物件の品質管理部内での再チェックに加え、建築基準法上の耐震基準よりさらに厳しい社内基準と、住宅性能表示制度「耐震強度3」を順次導入するとしている。


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