フジ住宅(株)は2日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~6月30日)の連結売上高は86億7,400万円(前年同期比10.1%増)、営業利益4,700万円(同251.3%増)、経常利益4,100万円(同40.4%増)、当期純利益2,100万円(同261.5%増)。
戸建住宅では、顧客のさまざまなニーズに対応する自由設計およびオプション方式の住宅が引き続き順調に推移。当期に販売を開始した「ジーズランド光明池」(大阪府和泉市)の受注契約戸数が70戸となるなど、当期の受注契約高は64億1,900万円(同6.1%増)を計上した。引渡し戸数は127戸(同136戸)にとどまり、売上高は43億3,900万円(同▲2.9%)となった。
中古住宅においては、堺市方面への事業拡大により引渡し戸数が増加、売上高15億3,700万円(同13.0%増)と順調に推移した。
不動産投資ファンド向け賃貸マンションにおいては、個人富裕層向け一棟売りマンション3棟を当期に引き渡したことにより、売上高9億1,000万円(同767.3%増)を計上した。
土地有効活用事業では営業体制の強化を図り、受注契約高は18億5,300万円を計上。前年同期に比べ18億6,500万円の大幅増となった。なお、引渡し件数は3件のみであったため、売上高は2億1,500万円(同▲58.6%)にとどまった。
通期では、連結売上高468億4,000万円、営業利益21億400万円、経常利益19億円、当期純利益11億2,100万円を見込んでいる。