(株)長谷工コーポレーションは3日、社内イントラネットを活用し、本社と現場作業所および各現場作業所間を結ぶWeb会議システムを導入したと発表した。
同システムは、離れた場所にいてもパソコン上で同じCADソフトや表計算ソフトの画面を表示し、お互いに操作することが可能。集音マイク装置を利用することで、お互いに画像を見ながら対話することができるなどの特徴を持つ。
部内会議や他部門との調整会議が多い同社では、メールやFAXでのやり取りでは意志の疎通が上手く図れないため、本社に集合し会議を行なっていたが、移動に時間が取られてしまうという課題を抱えていた。
今後は同システムの導入により、現場にいながら意志疎通の図れた諸会議を行なうことが可能となる。同社では、現場に密着した施工管理体制を構築し、さらなる品質向上をめざしていく。
今年8月中に首都圏の全現場へ導入する予定。また、関西圏も首都圏に引き続き順次導入を計画している。