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オンラインでマンション価格査定/ニューシティコーポレーション

査定結果時の画面例

 (株)ニューシティコーポレーションは9日、オンライン・マンション価格査定サービス「ValueSure(バリューシュア)」販促戦略を記者発表した。

 「ValueSure」とは、アメリカの情報処理会社が開発・提供している、オンライン上で使用できる住宅価格査定ツール。過去10年以上にわたる物件情報、価格動向、および成約情報データを統計学に基づいて選出・分析し、物件査定をリアルタイムで行なうもの。物件の住所、築年数、階数、最寄り駅からの徒歩(分)、専有面積を必須項目として入力。そのほか、眺望や土地の権利なども入力し、査定実行することで、結果が表示される。物件価格の上限・下限、坪単価、近隣の不動産価格動向のグラフのほか、回帰分析、担当者のコメントなどがレポート形式で作成される。

 2006年5月、ニューシティコーポレーションが日本で初めて導入。不動産仲介業者や金融機関向けに提供してきた。07年5月には、一般向けサービスも開始している。価格は物件単位で、1物件につき1,000円~3,000円。

 同社コーポレート・プランニング部門バイスプレジデントの金 鶴民(キム ハクミン)氏は「このサービスのメリットは、誰でも簡単に不動産査定ができること、ローコストで評価査定ができること、10秒~20秒という短時間で査定ができることなどが挙げられる。今後は、北海道から沖縄まで全国をカバーし、戸建てについても充実したサービス提供ができるよう、商品展開を図っていきたい」と展望を述べた。


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