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建設工事受注高、3ヵ月連続の増加/国交省

 国土交通省は9日、平成19年6月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 建設工事受注高は5兆725億円(前年同月比13.0%増)で、3ヵ月連続の増加。うち元請受注高は3兆5,159億円(同12.8%増)で、3ヵ月連続の増加、下請受注高は1兆5,565億円(同13.6%増)と先月の減少から再び増加した。
 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,297億円(同1.6%増)で2ヵ月連続の増加。民間などからの受注高は2兆6,863億円(同16.8%増)と3ヵ月連続で増加した。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は7,878億円(同1.4%増)。うち、「国の機関」からは2,307億円で(同12.1%増)、「地方の機関」からは5,571億円(同▲2.5%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は8,753億円(同60.5%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は3,223億円(同35.9%増)で11ヵ月連続の増加となった。


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