(株)共立メンテナンスは10日、08年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~2007年6月30日)の連結業績の売上高は180億4,700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益15億7,000万円(同▲15.8%)、経常利益14億3,000万円(同▲22.1%)、当期純利益8億5,000万円(同▲13.4%)となった。
主力の寮事業は、学生市場からの強いニーズを受け開発を推進した学生寮と、若年者層採用の活発化によりニーズに高まりを見せた社員寮が好調に推移し、新たにオープンした18棟の寮事業所を含め、売上高102億5,700万円(同6.9%増)、営業利益22億2,800万円(同10.8%増)を計上した。
ホテル事業においては、安定的な高稼働で推移しているドーミーイン(ビジネスホテル)事業の既存事業所を背景に、新たに「堂島川温泉 天神の湯 ドーミーイン梅田東」(大阪市北区)など3事業所がオープン。またリゾート事業では新たに2事業所がオープンした結果、売上高43億5,100万円(同71.4%増)、営業利益▲3億5,500万円と、季節要因における特性と新規事業にかかる開業準備費用などの発生により営業損失となった。
通期については、売上高742億円(同11.9%増)、営業利益49億円(同30.8%増)、経常利益44億6,000万円(同17.8%増)、当期純利益27億9,000万円(同15.6%)を見込んでいる。