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建築費は上昇傾向、平均3,348万円/住団連が顧客実態調査を発表

 (社)住宅生産団体連合会は、「2006年度 戸建注文住宅の顧客実態調査」報告書を取りまとめ発表した。2000年度から実施しているもので、対象エリアは3大都市圏と地方都市圏(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)。有効回答数は3,540件。

 調査によると、戸建て注文住宅の平均顧客像は、年齢43.7歳、家族数3.63人、世帯年収878万円。住宅の延床面積142平方メートル、建築費3,348万円、2世帯同居率14.8%となり、建築費はここ数年上昇傾向となっている。

 世帯主は、30歳代が中心であることは変わりないが、05年までの増加傾向から一転、減少した。逆に、減少傾向が続いていた50歳、60歳台が増加した。

 また、昨年まで減少傾向が続いていた「建て替え」が2.8ポイントと大幅増加。建て替え比率は38.7%となった。
 
 なお同協会は、報告書(A4版 143ページ)を実費にて頒布する。頒布価格は2,000円(税込)、申し込み希望者は、住団連ホームページ図書申込書で受け付ける。FAX送付先は、03-3592-6464。


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