ケネディクス(株)は14日、2007年12月期中間決算を発表した。
当期(07年1月1日~6月30日)の連結売上高は996億7,000万円(前年同期比491.2%増)、営業利益200億8,800万円(同50.3%増)、経常利益174億7,100万円(同39.6%増)、当期純利益99億4,900万円(同39.3%増)。
売上高の急増は、同社グループがスポンサーの「ケネディクス不動産投資法人」などへの保有物件売却によるもの。これにより、不動産投資事業は営業収益923億3,200万円、営業利益133億600万円を計上した(セグメント変更のため、前年同期比較はなし)。
そのほか、アセットマネジメント事業では、受託物件の売却でインセンティブフィーが増加し、営業収益56億9,000万円(同154.7%増)、営業利益43億3,800万円(同273.3%増)を計上。債権投資マネジメント事業では、フィー収入は減少したものの、自己勘定投資による債権回収益が増加したことなどにより、営業収益10億3,500万円(同22.8%増)、営業利益6億7,200万円(同40.5%増)となった。
なお、通期については連結売上高1,325億円、営業利益276億円、経常利益222億円、当期純利益119億円を見込んでいる。