不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏中古M価格、前年比19.4%上昇/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは17日、2007年7月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出。その平均坪単価を70平方メートル換算したもの。

 7月の首都圏全体の中古マンション価格は2,928万円(前年同月比19.4%上昇、前月比2.3%上昇)で、3ヵ月連続の上昇となった。価格水準は1年前と比べ約2割高くなっている。

 都県別では、東京都が3,990万円(前年同月比24.5%上昇、前月比2.4%上昇)、神奈川県2,447万円(同11.7%上昇、同0.7%上昇)、埼玉県1,795万円(同4.8%上昇、同0.8%上昇)、千葉県1,731万円(同3.5%上昇、同0.2%上昇)となった。全域で上昇し、上昇傾向は確かなものとなっている。

 首都圏の主要都市別では、東京23区で4,404万円(前年同月比25.3%上昇、前月比2.8%上昇)、横浜市が2,719万円(同17.1%上昇、同4.2%上昇)、千葉市が1,661万円(同4.7%上昇、同▲1.0%)、さいたま市が2,053万円(同3.9%上昇、同▲0.4%)。

 また、近畿圏は1,803万円(前年同月比6.9%上昇、前月比0.3%上昇)となり、おおむね安定傾向で推移。中部圏は1,439万円(同5.0%上昇、同▲0.7%)と2ヵ月連続で下落し、6月までの横ばい傾向から弱含みに転じた。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら