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首都圏マンション・戸建て価格、新築・中古ともに上昇/アットホーム

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2007年7月の首都圏流通市場動向を発表した。

 7月の物件登録数は、中古マンションが2,345件(前年同月比30.1%増)となり、前年同月比は4ヵ月連続のプラス。新築戸建も、1万3,802件(同16.8%増)で、前年同月比で4ヵ月連続のプラスとなった。

 首都圏の物件成約数は、中古マンションが565件(同▲16.9%)と、再びマイナスとなった。これは都心エリア・城南エリアの一部が落ち込んだことによるもの。新築戸建は1,676件(同▲5.4%)となり、特に23区で大幅な減少となった。中古戸建は326件(同▲14.4%)となり、再びのマイナスとなった。

 平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり35万1,700円(同5.3%上昇)で8ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,119万円(同 4.6%上昇)で7ヵ月連続の上昇となった。新築戸建は、1戸当たり3,705万円(同3.4%上昇)で13ヵ月連続のプラス。中古戸建も3,237万円(同14.9%上昇)で3ヵ月連続のプラスとなった。


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