不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

城北・城東エリアの電車ユーザー、満足度トップは「つくばエクスプレス」/HOME’S調査

 (株)ネクストはこのほど、通勤・通学などで電車を利用している首都圏在住のJR・私鉄ユーザー(城北・城東エリア)に対し、利用路線の評価調査を実施した。

 今回の調査は、普段から電車を利用している東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県在住の18歳~59歳の男女に対し、2007年6月28日~7月2日の間、インターネットを通じて行なわれたもの。「アクセスの良さ」「運転本数」「電車の混み具合」「車両の快適さ」「マナー」などに対する評価を回収した。有効回答数は4,402人。

 それによると、ユーザーの満足度トップは「つくばエクスプレス」で8.8pt。以降、京浜東北線・根岸線(東京→大宮方向、北向き)4.5pt、西武池袋線3.8pt、総武線(秋葉原~千葉間)3.3pt、新京成線2.2ptと続く。

 ユーザーの満足度トップとなった「つくばエクスプレス」は、「車両の綺麗さ」や「乗客のマナー」、「車両の乗り心地」で高評価を獲得。
 また、同路線ユーザーが自身の利用駅についてのブランド価値を10点満点で評価する項目では、「柏の葉キャンパス」駅が7.5pt、「流山おおたかの森」駅が6.3pt、「八潮」駅が6.0ptを獲得した。一方、自由回答において、同路線の「悪いと思うところ」を問う質問では、「運賃が高い」「本数が少ない、終電が早い」といった回答が挙げられている。

 また、各路線ごとの特徴を表す沿線イメージを問う質問では、「これから発展していくと思われる」路線は「つくばエクスプレス」で59.6%、「閑静な住宅街が多い」路線は「北総線」で31.7%、「住み心地が良い」路線は「西武池袋線」で29.4%、「物価が安い」路線は「東武線」の23.6%が、それぞれ挙げられている。

 なお、今回の調査対象路線は京浜東北線・根岸線、総武線、常磐線、埼京線、宇都宮線、高崎線、京葉線、東武線、東武野田線、東武東上線・越生線、西武池袋線、京成線、新京成線、北総線、つくばエクスプレスの城北・城東エリア各線。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら