アセット・マネジャーズ(株)の連結子会社であるアセット・インベスターズ(株)は11日、伊藤忠商事(株)の金融部門と共同で、200億円を超える規模の企業投資ファンド「みよし投資事業有限責任組合」を設立したと発表した。
同ファンドは、伊藤忠商事の業界知見と、同社グループの投資銀行業務を通じた企業価値創造のノウハウを融合させることにより、投資先企業の企業価値向上を実践する。
また、産業社会全般の活性化を通じて社会貢献を果たすことを投資理念としており、大手上場企業の事業再編に付随するMBO案件のみならず、新たな成長戦略を求めている中堅・中小企業への資本投入による投資育成など、キャッシュフロー経営を実践することでさらなる事業の成長性が展望できる企業群への投資を行なう。
同ファンドの運営期間は7年間で、募集締切(2次)は2008年3月31日。出資募集金額は300億円を目標としている。運営は、かなえキャピタル(株)(東京都港区、代表者:西山 弘氏)が行なう。