リゾートトラスト（株）は18日、「軽井沢森泉ゴルフクラブ」（長野県北佐久郡）および「松名カントリークラブ」（愛知県豊田市）の経営会社の再生スポンサーに就任したことを発表した。
「軽井沢森泉ゴルフクラブ」は、経営会社の（株）軽井沢森泉ゴルフクラブが、2007年4月3日に同社を再生スポンサーとする民事再生法の適用を申請し、認可決定が決定したもの。
これに伴い、同社は軽井沢森泉ゴルフクラブの全株式を取得し、子会社として再生支援・運営を行なう。また、ゴルフ場に隣接する森泉郷別荘地も再生計画認可決定に付随し、土地をはじめとする資産等を取得。宿泊施設の建設などを検討している。
「松名カントリークラブ」は経営会社の小原興業（株）が07年3月30日に同社100％子会社のリゾートトラストゴルフ事業（株）を再生スポンサーとする民事再生法の適用を申請し、認可決定したもの。
今回の2つのゴルフ場取得により、同社グループの展開するゴルフ場は12ヵ所となり、総合リゾート企業として、いっそう充実したリゾートライフの選択肢の提供や、既存の施設など同社グループへの相乗効果が期待できるとしている。