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構造計算適合性判定演習、合格率は32%/国交省

 国土交通省は21日、「構造計算適合性判定に関する講習会の結果」について発表した。

 同講習会は、2007年9月4日に全国4会場で実施。6月20日に施行された改正建築基準法における構造計算適合性判定(ピアチェック)の業務を担う「構造計算適合性判定員」の候補者に対して開催したもの。構造計算書や構造設計図の審査を行ない、適切な内容であるかどうかを判断する実技演習が行なわれる。

 今回、演習を受けたのは1,232人。そのうち、「審査能力を有すると判断される者」は395人で、全体の32%だった。今後、「審査能力を有する」とされた者については、同省宛てに構造計算適合性判定員候補となるための申請をしてもらうこととなる。

 なお、06年度講習会などを経て同省に申請し、すでに1,538人が同判定員候補者名簿に登録されている。


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