倉庫業・賃貸マンション業等を手がけるイヌイ建物(株)が、2007年11月期第3四半期(06年12月1日~07年8月31日)の連結決算を発表した。
売上高は111億7,900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は21億400万円(同9.3%増)、経常利益は21億600万円(22.7%増)、当四半期純利益は11億3,700万円(同27.9%増)であった。
物流業界では物流コスト削減の取り組みや業界再編の大きな流れもある中、入出庫や保管残高も引き続き底堅く推移、また賃貸業界でも景気回復に伴う需要増加を背景に空室率が低下しており、それに伴う賃料の上昇傾向が続いている結果、経常利益が前年同期比22.7%増の21億600万円、四半期純利益は同27.9%増の11億3,700万円と大幅増を実現した。
07年11月期通期連結では売上高150億円(前期比4.3%増)、営業利益26億円(同4.6%増)、経常利益26億円(同16.3%増)、当期純利益14億円(同20.3%増)を見込む。