(株)アイディーユーは、情報サービス業のアジア航測(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:丸岡大祐氏)と事業提携のもと共同開発を進めてきた360度ハイブリッドマップ「ロケーションビュー」のサービスを9日から開始した。
「ロケーションビュー」とは、まち並みを撮影したシームレスの全周画像で、デジタルデータ化した位置情報を付与した映像コンテンツ。
他の3Dマップや衛星画像、航空写真と異なり、実際の歩行者の目線に近い視点から、前後左右上下、あらゆる方向の映像を、インターネットを経由してパソコン上で再現できるというもの。360度の視野で、実際に歩いているかのような映像を堪能できる。
撮影は原則鉄道駅から1km圏内の地域で、車両進入可能な道路をほぼすべて走行、映像データを蓄積したという。
検索機能として、住所検索、郵便番号検索、施設名検索による位置検索が可能。またルート検索機能を使用した地点から別の地点へ経路検索を行ない、実際に走行体験することもできる。
開始当初は東京23区のみの公開となるが、大阪市、名古屋市、横浜市、川崎市では撮影が終了しており、今後順次公開していく予定。1年後には全国の政令指定都市の公開をめざす、としている。