（株）アイディーユーは10日、2007年8月期通期（連結）決算を発表した。
当期（06年9月1日～07年8月31日）の売上高は534億400万円（前期比119.5％増）、営業利益は54億5,900万円（同16.2.％増）、経常利益は41億5,800万円（同33.4％増）、純利益は23億100万円（同32.6％増）となった。
同社はオークション・仲介事業において、「出展総額1兆円」などの中期経営計画で掲げた目標を達成させるべく、「MOTHER'S AUCTION」を出展物件の属性に応じて「オープン」、「クローズド」、「プレミアム」の3市場に拡充。また、加盟店向けインターネット支店「マザーズボーﾄﾞ」の新設、加盟店以外の宅建事業者も入札に参加できるよう「入札代理制度」を新設するなど利便性の向上を図ってきた。
これらにより、出展総額が1,681億3,300万円、落札総額536億9,500万円を実現。また、加盟店舗数も同社の運営する「MOTHER’S AUCTION」が（社）全国宅地建物取引業協会連合会から「全宅連公認不動産インターネットオークション」として第1号の公認を受けたことなどから、当期目標を上回る1,627店舗へと拡充した。
戦略投資コンサル事業においても、付加価値を高めた物件を「MOTHER’S AUCTION」へ出展、良質な物件を積極的に供給してきた。
上記の結果、過去最高益となった昨年に続き、当期も増収増益を達成した。
08年8月期通期（連結）の業績予想については売上高1,000億円、経常利益50億円、純利益30億円を見込んでいる。