東急不動産(株)は15日、減損損失に伴う特別損失の発生と、2008年3月期中間期の業績予想の修正を発表した。
減損損失したのは、同社が所有する藤沢東急ビル(神奈川県藤沢市鵠沼東/簿価141億円)で、減損損失額は、58億円。
また併せて修正された単体の中間期業績予想は、売上高1,035億円(前回発表比8.9%増)、営業利益195億円(同39.3%増)、経常利益18億円(同50.0%増)、中間純利益70億円(同27.3%増)。
同じく中間期の連結業績予想は、売上高2,685億円(同3.3%増)、営業利益245億円(同44.1%増)、経常利益215億円(同65.4%増)、中間純利益55億円(同175%増)に修正された。
修正理由は、単体では賃貸業におけるSPCが保有するビルの売却配当の増収増益、分譲業における販売費用の減少などから単体売上高、営業利益、経常利益、当期利益のいずれも増額となったため。
連結では、単体における増収増益に加えて、東急リバブル(株)の好調などにより連結売上高、営業利益、経常利益、当期利益それぞれが増額となった。