積水ハウス(株)は17日、携帯電話を活用した自然環境観察システム「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」(特許および商標出願中)のサイト運用を開始した。
同社は庭づくりや街づくりを考える際、日本の豊かな自然を育んできた「里山」を手本に地域の気候や風土に適した自生種や在来種の樹木を植える「5本の樹」計画を提案、地域の人々とともに生態系や自然環境を守る取り組みを行なっている。
同サイトは、この計画に賛同する顧客の庭先の樹木に専用のQRコード(携帯電話用バーコード)を盛り込んだ「植栽カード」を設置し、携帯電話から専用サイトにアクセスすると、その樹木の解説や手入れ法などを簡単に入手ができるというもの。
同社では、このシステムを社員教育にも活用していくほか、住宅展示場や、10月13日(土)から全国で開催中の分譲住宅フェア「まちなみ参観日」の会場でも順次導入を進め、普及活動を推進しながら、環境保全の姿勢をアピールしていく。
なお、同サイトのサービス利用料は無料(パケット通信料は別途)。