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京阪神エリアの電車ユーザー、満足度トップは「北大阪急行電鉄」/HOME’S調査

 (株)ネクストは、通勤・通学などで電車を利用している京阪神在住の18~59歳の男女を対象に、利用路線の満足度などの調査を実施、その結果を発表した。有効回答数は8,094人(うち女性2,695人)。

 それによると、ユーザーの満足度トップは北大阪急行電鉄で8.2pt。以下、阪急神戸線(伊丹線、甲陽線含む)7.9pt、阪急宝塚線(箕面線・日生エクスプレス含む)7.6pt、JR東西線7.6pt、阪神京都線(嵐山線含む)6.8ptと続いた。

 北大阪急行電鉄は、アクセスの良さと乗り入れ利便性が高く評価された結果となった。「環境が良い」沿線イメージとしては、京阪神線でトップとなった。
 また、同路線ユーザーが自身の利用駅についてのブランド価値を10点満点で評価する項目では、「緑地公園」駅が7.8pt、「千里中央」駅が7.6pt、「江坂」駅が7.0ptを獲得した。一方、自由回答において、同路線の「特に良いと思うところ」を問う質問では、大阪の主要なまちを結ぶ御堂筋線に直結で繋がるアクセスの良さと、初乗り料金が80円という料金の安さが高く評価された。
 その一方で、大阪の中心部に出るまでに、地下鉄御堂筋線を経由することで(御堂筋線の初乗り料金もかかり)、結局トータルの料金が高くなるといった回答もあげられ、二重運賃が不満のもとになっていることも明らかとなった。

 また、各路線ごとの特徴を表す沿線イメージを問う質問では、「おしゃれ」路線は「阪急神戸線」で30.8%、「環境が良い」路線は「北大阪急行電鉄」で45.7%、「親しみが持てる」路線は「京阪本線」で47.6%、「清潔感がある」路線は「阪急宝塚線」で40.6%、「これから発展していくと思う」路線で「JR東西線」で20.6%、「個性的である」路線は、「阪神本線」の16.3%のスコアが高かった。


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