森ビル(株)は19日、オフィスビル「(仮称)赤坂一丁目計画」の着工に先駆け、地鎮祭を執り行なった。
同物件は、「住宅と文化、商業、業務施設が共存し、国際性、文化性豊かな良質で魅力ある市街地の形成を図る地区」と位置付けられ、計画的なまちづくりが進められている「アークヒルズ」(東京都港区)近くに立地。
地上13階地下2階建て、延床面積9,282.46平方メートルのオフィスビルで、基準階貸室面積567平方メートル(約172坪)、総貸室面積5,670平方メートル(約1,715坪)。
環境負荷低減とオフィスワーカーに快適な環境づくりの一環として、オフィスフロアから乗用エレベーターでダイレクトにアクセスできる屋上ガーデンや、オフィス内でも外気を感じることができる自然換気システム等を採用。また、周辺との調和および景観への配慮からビルの前面スペースや路地裏に植栽を施し、隣接する区立赤坂榎坂町緑地との一体感の醸成をめざす。
なお、着工は12月、竣工は2009年1月の予定。