不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「ThinkPark」25日にオープン/明電舎・世界貿易センタービル、内覧会開催

「ThinkPark Tower」外観
「ThinkPark Plaza」1階に位置する「パティオ」。“グリーン・アニバリズム”を建物の中に再現した
都市型医療モール「DOKTORS」

 (株)明電舎(東京都中央区、取締役社長:片岡啓治氏)と(株)世界貿易センタービルディング(東京都港区、取締役社長:高橋弘長氏)は23日、「ThinkPark」(東京都品川区)のプレス向け内覧会を開催した。

 「ThinkPark」は、2004年1月に東京都の「都市再生特別地区」第1号として告示され、再生計画がなされていたもの。JR「大崎」駅より徒歩2分、オフィスタワー「ThinkPark Tower」、商業施設「ThinkPark Plaza」、憩いの森「ThinkPark Forest」からなる複合施設。

 同施設のコンセプトは「アイディアが成長する街」。異なる知識や情報が柔軟に交じりあい、さまざまなレベルやタイミングで交流が行なわれる場をめざした。
 また、建物と自然環境を一体化させた快適な都市環境を創出し、人々のコミュニケーションを促進させる空間を演出する「グリーン・アニバリズム」をデザインに取り入れた。

 「ThinkPark Tower」は、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上30階地下2階塔屋2階建て、敷地面積1万8,850平方メートル、延床面積15万1,937.93平方メートル。
 100年後まで建替えをしない「100年構想」を掲げ、ガスコージェネレーションシステムや蓄熱式空調システムなどを採用。また、オイルダンパーと損傷制御梁を取り入れ、耐震性を確保した。
 オフィスサポート機能としては、(株)メディカル・ハイネットが運営する都市型医療モール「DOKTORS(ドクトルズ)」などを用意した。

 「ThinkPark Tower」の低層階に位置する「ThinkPark Plaza」は、国内外26店舗のレストランやショップを集積。オフィスワーカーに加え、地域住民や来街者にも都市の賑わいを体感できる活気溢れる空間を演出した。総店舗面積は約4,100メートル。
 「ThinkPark Forest」は、「ThinkPark」の敷地全体の約4割を占める木立豊かな憩いの森。四季折々の自然を満喫できる空間を創出している。

 グランドオープンは10月25日(木)を予定している。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら