(株)アイディーユーは23日、アジア航測(株)(東京都新宿区、代表取締役:丸岡大祐氏)と共同開発した360度ハイブリッドマップ「ロケーションビュー」(http://www.locaview.com)の名古屋市撮影データの公開を開始した。今回の公開は、東京23区、大阪市に続くもの。
「ロケーションビュー」とは、まち並みを撮影したシームレスの全周囲画像で、デジタルデータ化した位置情報を付与した映像コンテンツ。実際の歩行者の目線に近い視点から、前後左右上下、あらゆる方向の映像をインターネットを経由してパソコン上で再現できるというもの。360度の視野で、実際に歩いているかのような映像を堪能できる。
撮影は原則、鉄道駅から1km圏内の地域で、車両進入可能な道路をほぼすべて走行、映像データを蓄積。検索機能として、住所、郵便番号、施設名による位置検索が可能。また、ルート検索機能を使用した地点から別の地点へ経路検索を行ない、実際に走行体験することもできる。
すでに横浜市、川崎市では撮影が終了しており、今後順次公開していく予定。1年後には、全国の政令指定都市の公開をめざす。