GEコンシューマー・ファイナンス(株)(GE Money)は24日、全国31の信用金庫と、住宅ローン販売における業務提携契約を締結したと発表した。信用金庫が、事業会社と住宅ローン販売で提携するのは、初めてのこと。
今回提携したのは、東京ベイ信用金庫(千葉県市川市)、世田谷信用金庫(東京都世田谷区)など31行。各行の住宅ローンの審査において融資が難しい場合、顧客の希望に基づき、各行がGE Moneyを紹介。GE Moneyが独自の審査方法による仮審査を実施し、顧客ごとの支払い能力に応じて異なる金利、融資額を提案する。11月から、順次業務提携をスタートしていく。
GE Moneyは、中長期戦略として「地域金融機関とのパートナーシップ」を加速しており、今回の提携により、全国45の金融機関との提携を完了した。同社は「信用金庫との提携により、当社が強みを持つ自営業者などを中心に顧客ベースの拡大が期待できる。双方の強みを生かしあうことで、双方のビジネス拡大につながる」としている。