不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2007年9月の首都圏流通市場動向を発表した。
9月の物件登録数は、中古マンションが2,055件(前年同月比8.7%増)となり、前年同月比は6ヵ月連続のプラス。新築戸建も、1万1,980件(同5.1%増)で、前年同月比で6ヵ月連続のプラスとなった。
首都圏の物件成約数は、中古マンションが565件(同▲10.5%)と、再びマイナスとなった。東京都下・埼玉県が前年の反動で大きく落ち込んだことや、東京23区の城南エリアの不振などが主な要因。新築戸建は1,830件(同4.6%増)となり、前年同月比2ヵ月連続の増加となった。中古戸建は311件(同▲4.9%) となり、3ヵ月連続のマイナスとなった。
平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり35万7,000円(同12.0%上昇)で10ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,141万円(同 12%上昇)で9ヵ月連続の上昇となった。新築戸建は、1戸当たり3,672万円(同4.7%上昇)で再びプラスとなった。中古戸建は3,038万円(同9.3%上昇)で5ヵ月連続のプラスとなった。