東京建物(株)は6日、同社初となる郊外広域商圏型商業施設「(仮称)伊勢崎東部ショッピングモール」(群馬県伊勢崎市)の起工式を挙行した。
建設予定地は、JR両毛線「伊勢崎」駅より北東約3.5km、北関東自動車道・伊勢崎ICより国道17号線を南に約2.5kmに位置し、計画地南側は県道68号線(桐生伊勢崎線)、西側は国道17号線(上武道路)の広域幹線に接道するなど、アクセス条件が良好な立地。
2011年には、関越自動車道に直結する北関東自動車道が茨城・栃木を含めて全面開通し、交通利便性のさらなる向上が見込まれている。
敷地面積約10万平方メートル、地上5階建て、延床面積約9万9,100平方メートル。
施設内には、大型スーパー、ファッション、インテリア、フード、サービス、シネマコンプレックス(10スクリーン)等を含め、大小さまざまな専門店約200店が出店する予定。フロアによって飲食ゾーンやチャイルドゾーンを設置して、フロアごとにショッピングシーンを演出するほか、地域住民や来店者のための行政サービスを含めたさまざまなサービス機能を整備する予定となっている。
同施設は、錦糸町「olinas(オリナス)」、福岡・天神「VIORO(ヴィオロ)」、川崎「DICE(ダイス)」など都市型商業施設に続いて開発されたもの。同社は今回初めて、郊外広域商圏型ショッピングセンターを手がける。
年間来場者数約1,100万人、年間売り上げ250億円を見込んでおり、開業は08年秋を予定している。