(株)リサ・パートナーズは12日、2007年12月期第3四半期決算を発表した。
当期(2007年1月1日~9月30日)の売上高は165億4,000万円(前年同期比55.3%増)、営業利益58億1,000万円(同74.3%増)、経常利益48億7,700万円(同97.5%増)、純利益31億2,300万円(同115.3%増)となった。
当期はプリンシパル投資事業において、沖縄県最大手建設会社の再生支援に取り組んだ結果、再生計画が想定以上に進捗。一部前倒しで回収益を計上できたほか、不動産投資でもマーケットに合わせた売却、リスクリターンを的確に捉えた物件取得に成功。売上高115億4,500万円(同58.0%増)、営業利益34億6,500万円(同109.0%増)と大幅なプラスを達成、ファンド事業においては不動産や貸付債権に対するファンド投資からの収益獲得が順調に進捗するとともに、投資残高の増加によりアセットマネジメントフィーも伸張。売上高24億3,700万円(同62.6%増)を計上した。
また、インベストメントバンキング事業も順調に拡大、全体でも大幅な増収増益となった。
通期連結予想については売上高270億円、営業利益114億円、経常利益100億円、純利益60億円を見込んでいる。