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不動産事業が好調で増収増益に/テーオーシー08年3月期中間決算

(株)テーオーシーは13日、2008年3月期中間決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~9月30日)の売上高は102億3,200万円(前年同期比17.5%増)、営業利益32億5,100万円(同31.7%増)、経常利益29億9,900万円(同30.3%増)、純利益14億8,700万円(同11.2%増)となった。

 不動産事業は、建物の賃貸などでは、06年8月に開業した「TOC有明」がほぼ満室稼働の状況になったことと、ビルの特性に応じた新規テナントの獲得に取り組んだことなどにより、増収増益となった。当期の入居率は前期末比4.6%増の96.6%。
 展示場・会議室の賃貸に関しては、独自の大型企画催事の定着と、TOC有明コンベンションホールの本格稼働もあり、増収増益となった。駐車場の賃貸に関しても「TOC有明」駐車場の売り上げが貢献し、増収増益に。不動産事業の売上高は72億1,800万円(前年同期比25.9%増)、営業利益は31億6,500万円(同33.5%増)。
 リネンサプライおよびランドリー事業は、売上高9億6,200万円(同▲0.1%)、営業利益はコスト増により1,900万円(同▲16.2%)に。その他事業は、売上高20億5,100万円(同2.0%増)、営業利益6,000万円(同▲12.6%)となった。

 通期(07年4月1日~08年3月31日)予想については売上高211億円、営業利益63億円、経常利益57億円、純利益30億円を見込んでいる。


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