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大規模住宅開発「パークシティ浜田山」、23日よりマンション販売を開始/三井不レジ

「パークシティ浜田山」C棟外観パース

 三井不動産レジデンシャル(株)は、中低層マンションと39区画の戸建て住宅から構成される大規模住宅開発「パークシティ浜田山」(東京都杉並区、計画戸数522戸)のマンション・C棟(111戸)第1期販売を11月23日より開始すると発表した。

 同プロジェクトは、1936年に開場し、約70年にわたり福利厚生施設として利用されてきた旧・三井上高井戸運動場を開発するもの。同運動場は、桜並木や外周部のケヤキ並木をはじめ、数多くの樹木が存し、「三井の森」とも呼ばれており、93年には「杉並百景」に選ばれている。
 京王井の頭線「浜田山」駅より徒歩3分。開発面積は約8万2,800 平方メートル。

 開発にあたり、「100年の森」をコンセプトに、開発地西側および南側の樹林地を公園として整備するなど、1,100本以上の既存樹を残しながら、新たな植樹も行ない、緑豊かな住環境を創出する。
 旧クラブハウスについては、一部を保存・活用し、入居者のコミュニティの場として、パーティーラウンジやフィットネスセンターなどを設置する。
 また、避難スペースや防災備蓄倉庫、消火活動のための消防水利等、周辺地域もサポートするさまざまな防災・減災対策を講じ、「災害に強いまちづくり」を行なっていく。
 さらに、竣工後も将来にわたり美しい風景を維持し、さらに魅力が増していくよう、マンション、戸建住宅の両入居者による、まりづくり協議会も組織する予定。
 防災・減災についても、防災訓練や消防訓練、さまざまな講習会、災害時の手引きなどにより、入居者の意識啓蒙に努めていく。

 マンションは、地下1階地上3階~6階建て、A~I棟まで合計9棟が開発される。延床面積約9万2,000平方メートル。 
 専有面積61.94平方メートル~204.83平方メートル、間取り2LDK~4LDKと豊富なバリエーションを用意。
 出窓やコーナーウィンドウなどを多用し、周囲の緑を借景とする開放的な居住空間を提供していく。戸建て住宅は、1区画当たり平均200平方メートルのゆとりある敷地計画で進めていく。

 入居開始は2009年3月、全体竣工は同年12月の予定。


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